#にゃんこ物語

世にもふしぎな物語

中学生の頃の可笑しい思い出です。ネコを飼いたいと言ったら父が「メスは子どもを産むからだめだ。オスならいい」と言うので、友だちの家に生まれたキジネコの男の子をもらって、慎之介という名前をつけました。私はピーターの大ファンだったので本名の池畑慎之介からもらったのです。

教科書で爪を研がれてボロボロにされたりしながら、ネコとの共同生活はとっても楽しくて、一年がすぎた頃でした。スレンダーな体をしていた慎之介が急にポッチャリした体形になり、動作もゆっくりしているので何かおかしい気がして獣医さんに連れて行ったら何と慎之介は妊娠していたのです。

父は「慎之介なんてへんな名前をつけるから、オス猫が子どもを産むことになったんだ!」と、妙な理屈をこねて怒りました。「オス猫が産んだ子ども」は無事みんなにもらっていただき、慎之介は避妊手術をして一件落着いたしました。 

(久美)

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