#わんこ物語

お誕生日のプレゼント

小さな海辺の町で犬の保護活動をしはじめて 10 年になります。

はじめてすぐの頃から、山の上のほうに白いノラ犬がいて、おじいさんが自転車でエサをやりに行っているという話を聞いていました。そのおじいさんが亡くなったというので心配していたら、白い犬は山の中腹の住宅地へおりてきて、シロちゃんと呼ばれているという話でした。人には慣れていなくて、近づくとサッと逃げるから捕まえられないというのです。どうやって生きているのだろうかと心配していたら、5 月 15 日の私の誕生日に「はい、お誕生日祝い」と動物愛護協会の方がケージをどさっと置きました。そのシロちゃんを保護してきてくれたのです。

シロちゃんはいま、人に慣れる訓練中ですが、先日、シロちゃんがいた住宅地の人たちが 3 人も「面会」にきてくれました。シロちゃん、地域のみんなに心配されていたのですね。ほっこりしました。

(和子)

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