読み物

おすすめのカテゴリ

  • 午前 3 時の掟(おきて)

    うちのネコは 8 歳になる男の子で、どこにでもいる白黒のやつで、名前をクーちゃんといいます。カミさんが腰を悪くして「痛い、痛い」というと飛んでいって心配するくせに、ぼくが真似して「痛い、痛い」と言っても知らんぷりしている...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 母をたずねて三千里

    飼っていたラブラドール・レトリバーが老衰で死んだ翌日、庭に真っ黒な子ネコが入ってきました。女の子で桃の季節だったからモモちゃんと名付けました。今では毛がふかふかになって、顔はちょうど「まっくろくろすけ」です。 ブルーベリ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 注目をあつめすぎるクー

    ブリーダーさんちにミニチュアシュナウザーの赤ちゃんが生まれたというので、一家 5 人で見に行った。一目でみんなが「可愛いー」と気に入った女の子を抱いて帰ることにしたのだけど、「ぼくが抱く」「わたしが抱く」とお兄ちゃんたち...

    読み物 # わんこ物語

  • 美犬の出産

    ヨークシャーテリアのルンは、みんなから褒められる美貌の持ち主で、お行儀もいい。飼い主の私にはべったりの甘えん坊。 「こんないい犬は子どもを産ませた方がいいよ」とブリーダーさんにも勧められて子どもを産ませることにした。ルン...

    読み物 # わんこ物語

  • くやしい

    私はもともとネコが大好きでしたが、転勤族で飼えないためネコのユーチューブばかり見ていました。 主人がようやく定年になって故郷の家に住むようになったある日、久留米のペットショップで犬を見つけた、と主人から電話がかかってきま...

    読み物 # わんこ物語

  • インディの夏

    子どもたちが小学生のころ、夏はラブラドール・レトリバーのインディと一緒に川へ泳ぎに行きました。 日曜日、夫の車のエンジン音を聞くとインディは「きゃーっ」というような声をあげて「早よ行こ、早よ行こ」と騒ぎ、車のドアが開いた...

    読み物 # わんこ物語

  • あたらしい復讐

    ご近所の鈴木さんは素敵なキャリアウーマンです。ネコを一匹飼っていて、名前はわたしと同じさくらちゃんです。 鈴木さんは独り暮らしなので、たまに出張で一泊するときはエサや水やトイレの用意をして出かけるそうです。でも、さくらち...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 背中あわせの仲

    わたし八十二歳、雄ネコのキチ十五歳。 おたがい手の内は知りつくした仲です。夏のあいだは涼しい場所を選んで寝ていたキチが、少し寒くなるとコトンコトンと二階の階段をあがってきて、ふとんに潜り込みます。 木枯らしの音を聞きなが...

    読み物 # にゃんこ物語

  • ピーちゃんのびっくり

    うちのピーちゃんは金色の目と長いシッポをもった黒猫で、2 歳になる男の子です。 ある日、ネコ缶を 5 個買ってきて、1 個を開けてピーちゃんにあげて残りを白いレジ袋のまま戸棚にしまいました。そして翌日、キャベツを買ってき...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 忠ネコ おかゆくん

    私たちが住んでいる小さな温泉町に、一部屋だけの学習塾があって、20 代のお兄ちゃんが子どもたちにお勉強を教えています。 お兄ちゃんは学習塾の稼ぎだけでは食べていけないので、町の共同温泉の掃除係もやっているのです。夕方、子...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 夏を乗り切る豆食品

    ホッペちゃんは白い雑種の中型犬で、もう 15 歳のおばあさんです。 今年も猛暑日がつづいて、たいていのわんこが食欲をなくしたりしていますが、うちのホッペちゃんは豆系のトッピングさえあれば食欲もりもりなんです。 ドッグフー...

    読み物 # わんこ物語

  • 最大の危機

    グラフィックデザイナーの由紀恵さんは、柴犬の女の子スピカと暮らしていました。生後 2 ヵ月でもらってきたスピカは可愛い、可愛いパートナーだったのです。 5 年ほど前、友だちの紹介で小学校教師の藤川先生と出会い、なんとなく...

    読み物 # わんこ物語

PAGE TOP