あの日から変わらない想いで変わらず届けるやさしい歌声
IN THE WIND
郡山市を拠点に活動する夫婦デュオ「IN THE WIND」は、1974年の結成以来、長きにわたり音楽を届け続けています。ボーカルとギターを担当する菊地美一さんとボーカルと鍵盤ハーモニカを担当する陽子さんは、茨城大学時代に出会った先輩・後輩の関係です。
美一さんは高校時代から音楽に親しみ、高校 3 年生の時にはヤマハポピュラーソングコンテストにも出場したそうです。大学入学後にフォークソングクラブに入部し、1960年代のアメリカのフォークグループ「ピーター・ポール&マリー」のカバー演奏を行っていました。
2002 年に改めてピーター・ポール&マリーのコピーバンドをやろうと美一さんと陽子さんの 2 人で決意。メンバー集めに難航する中で、2003 年 4 月に野外コンサートに出演していた塩沢尚太さんに陽子さんが声を掛け、練習を経て一緒に活動することになりました。同年には 3 人で定禅寺ジャズフェスティバルにも出演したそう。
2010 年には夫婦デュオとしてプロ活動を始めましたが、東日本大震災で大きな被害を受けました。それでも陽子さんからの「避難所に慰問に行こう」という一言をきっかけに、被災地での演奏が始まりました。
2024 年 2 月 23 日の結婚記念日に開成山大神宮にてバンド結成 50 周年記念コンサートを開催するなど節目を迎える中で、2 人は大きな試練にも直面しています。陽子さんは 2023 年に突発性間質性肺炎と診断され、一時は危篤状態となりました。さらに美一さんにも前立腺がんと大腸がんが見つかりましたが、闘病を続けながら前向きに活動を続けています。
現在、美一さんは塩沢さんと「IN THE WIND Ⅱ」としても活動中。ライブに足を運ぶ方々に向けて「世代を超えて心に響く歌はたくさんあります。ほっこりしたり、感動してもらえたら嬉しいです」と語っていただきました。
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