読み物

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  • お医者さんの名前

    町のお医者さんの看板を見ると、なんだか笑っちゃうようなものがありますよね。  おたべ歯科 (本名は小田部さんかな。でも、お食べって言われてる気がする) 板井外科病院 (痛いとイヤだなー) 今市皮膚科 (腕がイマイチではあ...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 伝兵衛さん

    生野さんのお宅は、ご主人が自宅で建築設計の会社を経営していて、奥さんもそこで働いているという、共稼ぎのご夫婦です。子どもはいないので、10 歳になるコーギーの伝ちゃんが「息子」です。 なにしろ、モダンな家の玄関には、会社...

    読み物 # わんこ物語

  • フーテンの吉っちゃん①

    ノラ猫のお母さんがうちのダンボールで 5 匹の子どもを生んだのですが、全員が白黒模様の八割れ猫でした。 そのうちの一匹が、のちの吉之助、吉っちゃんです。 吉っちゃんがまだ、ノラ猫の少年だった頃、雪の降る寒い夜にニャーニャ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 猫の子育て

    猫は子育てが上手と言われます。 うちの庭にノラ猫の親子がいたときは、一日見ていても見飽きないほど面白かったです。 母猫は虫を捕ると、子猫たちに「おいでー」と鳴くのです。四匹いる子猫のうち、足の速い子が真っ先に駆けつけて虫...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 親孝行

    もう亡くなりましたが、安部譲二あべじょうじという人がいたのを覚えていますか? そう、四十年も前の昭和六十一年『塀の中の懲りない面々』が大ベストセラーになり、一躍、超有名人になった人です。いい家に生まれながら中学生からグレ...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 報告する猫

    うちは三毛猫のメスを飼っています。 日本猫には、たまに「ご主人に報告する猫」がいると聞いていたのですが、うちのメイちゃんがそれでした。十歳頃からそれをはじめました。 主人が会社から帰ってきて、居間に座ると、主人の真正面に...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 完敗!

    オーディオの世界では名前を知られたSという評論家がぼくの友だちだ。 彼の奥さんは美人で猫好きで、結婚してからもずーっとショパンというオスのキジトラ猫を飼ってかわいがっていた。 ところがSの方は何百万円、何千万円とお金をか...

    読み物 # にゃんこ物語

  • ネッカイ

    東京で大学生暮らしをしていた頃、近くの喫茶店にたむろした仲間に山内次郎君がいました。関東の田舎の出身で、純朴な、愛されキャラでしたが、ときどき常識では考えられないカン違いをしていて、みんなを驚かせたり喜ばせたりするのでし...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 待て

    居酒屋で飲んでいたとき、大笑いになった話です。 会社経営者の友だちがドーベルマンの男の子を飼うことになって、きちんと躾けようと訓練士に一か月預けたそうです。 さて、訓練が終わって、ごはんのとき「待て」と「ヨシ」を試してみ...

    読み物 # わんこ物語

  • 水洗トイレ

    黒柴のユウコちゃんは令和 5 年生まれ。まだ 1 歳になったばかりの、人間で言えばぴちぴちギャルです。 去年、生まれて二か月めのユウコちゃんを飼うことになったとき、お父さんは有給休暇を 5 日間とってお世話したほどの犬好...

    読み物 # わんこ物語

  • 茶番人生

    中学校の頃の話。数学の西先生が教室へ入ってこようとするとき「西がきた、西がきた」と、ちゃらけた声をあげるのが、クラス一番のひょうきん者、飯田新平君でした。みんなもつられて笑っていますと、西先生は「君たち、西がきた(北)っ...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • おばあさんとコロ

    “腰の曲がったおばあさんが、自分の腰にヒモを結び付けて茶色の中型犬と一緒に歩いているのに出会いました。リードではなく小包ヒモのようなヒモなんです。令和の時代ではめずらしい光景でした。 そのおばあさんが石垣に寄...

    読み物 # わんこ物語

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