読み物

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  • ガマの油

    ガマって、わかりますか? 漢字で書くと蝦蟇がま。むずかしい字だけれど、つまりヒキガエルのことです。これが年をとって巨大な化け物になって芝居に出てきたりしますよね。 昔、お祭りの縁日などに「ガマの油売り」というのが出ていま...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 赤鼻のコタロー

    数年前、友だちの紹介で柴犬の赤ちゃんを安く譲ってもらいました。安いのにはわけがあって「血統書付きの柴犬が生んだ子どもなんですけどね、父犬が雑種です」とのこと。 うちに来て「滝川コタロー」という名前になったその子は、たしか...

    読み物 # わんこ物語

  • シャンプー済み

    友だちの家は山の上の、ほんとうの田舎です。四歳になるメス猫のミミちゃんを飼っているのですが、ある日、ミミちゃんは夕方になっても帰ってきませんでした。二、三日待っても帰ってこない。「心配で、心配で」と私のところに電話がかか...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 食い合わせ

    長い晩酌と短い夕食を終え、そろそろ寝ようかと思ったとき、「あれ? うっかりして鰻と梅干しを食っちゃった」ということに気づきました。冷酒をコップで二杯、つまみにはゼイタクにも冷凍してあった鰻のかば焼きを食べ、あと軽く梅茶漬...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 目をつむる猫

    サナエさんはパートで働いたお金をほとんどノラ猫の保護に使っているという、猫村の村長さんです。その猫村だより。 庭にやってくるノラ猫には、ほとんど避妊・去勢手術をしてきたのですが、一匹だけ、やたらに走り回る一歳半くらいのオ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 仕返し

    浦田なごみさんが、生まれてまもない子猫を引き受けて育て上げたことは、ご近所のみーんなが知っています。そんなわけで、育て上げたマイケルが十歳になった頃、ご近所の家の倉庫にノラ猫の子どもがいる、という騒ぎになったら、真っ先に...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 繰り返す

    「子々孫々ししそんそんまで伝え続ける」「正々堂々」「悠々」などは、よく文章中に目にします。が、しかし、この「々」とは何なのでしょうか。ふと気になって辞書を引いてみたら、「送り字」「踊り字」といい、同じ文字を繰り返すときに...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 恩知らず

    なごみさんが飼っているキジ猫のマイケルは、ちょっと変わった救出劇で保護された猫です。 その救出劇とは……。ある若いご夫婦がお祖母ちゃんの家をもらって住みはじめたところ、なんだか壁から子猫の鳴き声が…。普通ならどうしようも...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 自衛隊犬

    友だちのご夫婦は、陸上自衛隊を定年退職したご主人と奥さんの二人暮らしです。パグ犬の男の子のタローを飼っているのですが、これが傑作なんです。 定年退職して暇になったご主人が、タローに教え込んだのが「ほふく前進」。さすが陸上...

    読み物 # わんこ物語

  • 社会の窓

    いつも行っている「かかりつけ医」のクリニックで、診察室のイスに座ったら、先生が笑いながら「風邪引きますよ」と、私のズボンの前を指さしました。見るとズボンのファスナーが開いていたので、これは失礼と閉めながら、ふうん、今は「...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 対抗心はケガのもと

    ミニチュア・ダックスフンドのカンちゃんは、もう十歳になるおじいさん犬です。お散歩がキライで、外に出してもすぐ「だっこ、だっこ」と抱かれたがって歩きません。だから肉球がピンク色のお餅みたいに柔らかいのです。 ところが、フレ...

    読み物 # わんこ物語

  • 迷惑なお笑い芸

    うちの犬は今年四歳になるパグ犬で、名前をジルという。 こいつは人間が大好きで、お客さんが来るとお尻をふりまくって喜ぶのだが、あるとき、お客さんにお尻をふりまくっていたら「ブッ」とおならが出た。その場は大爆笑。 ジルのやつ...

    読み物 # わんこ物語

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