読み物

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  • 足入り肉じゃが

    厳しい書道の先生で知られている立川先生の家に、子猫がもらわれてきました。ソマリと黒猫の雑種でふかふかの毛糸玉みたいなトラコちゃん。娘さんがもらってきた猫なのに、その日から立川先生はトラコちゃんに夢中になって、晩酌のお刺身...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 美人のランク

    きれいな人という基準が、最近では解らなくなっちゃった。「あの人、めっちゃきれいよ」というので TV を観たら、女性たちは誰もが、ただ若くて元気がいいとしか映らないのです。そんなショーワ人間は、若い頃、女も知らないくせに「...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 老いのいましめ

    のほほんと、能天気な日々を過ごしているのですが、ある日、「お前のことだよ」と刃物を突きつけられる思いをすることがあります。「老齢化と介護」。八十歳は当たり前、今や人生百歳時代到来と、長寿をいいことのように世間では言ってい...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 妻子をやしなう猫

    あるとき、シャム猫というのでしょうか、きれいな毛並みのハンサムな猫が庭にくるようになりました。 近所のうわさによると、某ホテルで仲居さんがこっそり飼っていたのだけれど、経営者に見つけられて、追い出されたのだそうです。で、...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 平成の、残念なシベリアンハスキー(下)

    武田さんは会社の飲み会に参加してもジョッキ一杯つきあう程度で、家ではまったくお酒を飲みません。 それで、何かの行事でもらったワンカップの日本酒二、三本をもてあまし、「おまえ、飲んでみるか」とふざけてシベリアンハスキーのお...

    読み物 # わんこ物語

  • 今どきの若者は

    時代とともに世相も新しく大きく変わっていく……ということは百も二百も承知しているつもりでいましたが、やはり昭和人間は、古い物差しでしか今どきの若者たちを計れないのかなぁと、つくづく思います。 とにかく会話や歌や考え方がま...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 平成の、残念なシベリアンハスキー(中)

    建築士の浅井さん夫妻は、子どもがいないこともあって、いつも家の中に二、三匹の犬がいないと淋しいという生活。大型犬のシベリアンハスキーも、もちろん居間で一緒に暮らしています。 9 月のお祭りの日。浅井さんの奥さんは前日から...

    読み物 # わんこ物語

  • 平成の、残念なシベリアンハスキー(上)

    平成の時代に一時、シベリアンハスキーが大人気になったことがあったでしょう? 新聞記者の坂本さんの家でも両親がシベリアンハスキーの赤ちゃんをペットショップで買ってきました。可愛い可愛いわんこちゃん。玄関から表の道まで降りる...

    読み物 # わんこ物語

  • 三大珍味

    私たち庶民も、テレビなどのメディアも、とうとう「平和ボケ」の極みに達してしまったようです。どのチャンネルを回しても、大食い選手権だの、食べ歩きだのと、モノを食う番組であふれています。 だけど、みんな忘れてしまってるけど、...

    読み物 # 文ちゃんのことば遊び

  • 昭和の名犬アオメ

    わんこ物語の最初は、カッコ良かった昭和のシェパードのお話をしましょう。 昔の陸軍は軍用犬を大事にしていました。敵の居場所を教えたり、ご主人を助けて敵をやっつけたりと、戦地で大活躍した軍用犬はほとんどがシェパードだったんで...

    読み物 # わんこ物語

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