#にゃんこ物語

目覚まし猫

隣町に住む友だちのテルエさんが「私は目覚まし時計はいらないんだ」と自慢げに言うので、ははぁ、また猫自慢だな、と思ったら、図星でした。

「うちのタマッチは、朝6時になると私を起こしに来てくれるから、目覚まし時計は買ったことないんだ」と言います。はあはあ、そうですか、といい加減に聞いておりました。

あるとき、隣町で飲み会があったので、私はその夜、テルエさんの家に泊めてもらったのですが、寝るとき、そばにタマッチがいたので、「タマッチ、明日8時に起こしてね」と言って寝たのです。

翌朝、耳元でぺちゃぺちゃという音がして私は目が覚めました。タマッチが顔をくっつけていました。「あ、タマッチありがとう」と言って時計を見たら、ぴったり8時だったのです。ぞーッ。恐れ入りました!!

(猫野しょーこ)