#にゃんこ物語

目をつむる猫

サナエさんはパートで働いたお金をほとんどノラ猫の保護に使っているという、猫村の村長さんです。その猫村だより。

庭にやってくるノラ猫には、ほとんど避妊・去勢手術をしてきたのですが、一匹だけ、やたらに走り回る一歳半くらいのオス猫がいて、この子だけはまだつかまっていません。茶色の毛をしているので、チャッ君と呼んでいるのですが、このチャッ君が、エサを食べるとき、他の猫を追い散らそうとするのです。

サナエさんが「チャッ君、他の猫を追っ払ったりするんだったら、ここでエサはあげられません」と言うと、チャッ君はきちんと座って目をつむってお説教を聞いている様子。「仲良くするのなら、エサをあげます。わかりましたか」と言うと、じーっと目をつむったままでいるのが、反省しているように見えて、あんまり可笑しいから、ついブーッと噴き出してしまうのだそうです。

(KIMI)