うちの美容院に見えるお客さまで、伊藤さんという方がおられます。
お嬢さんがアメリカ人の大学教授と結婚しているのですが、研究テーマが中国医学なので、数年間、北京に滞在していました。そして、北京の路上で一匹の雄ネコを拾ったのだそうです。
毛並みが黄色いので、ミカンと名づけたそのネコをつれてお嬢さん夫妻は日本へ帰ってきました。
ところが、まもなくアメリカの大学のポストがあいたので赴任して行きました。
ミカンは日本のお母さんが預かることになったのですが、とても威張っていて、誰にも懐かず、しょっちゅうシャーッと言って威嚇しているのだそうです。大食いで、ご馳走は食べるけど、愛想はない。
お嬢さん夫妻の猫だから、しかたなく預かっているものの、お母さんはひそかにミカンのことを習近平と呼んで、憂さ晴らししているそうです。
中国の方、失礼をばお許しくださいませ。
(佐藤サン)