同じマンションの1階に鶴見さんというご夫婦が住んでいます。1階の家にはそれぞれ5坪ほどの庭がついていて、フェンスが張り巡らされているのですが、鶴見さんはフェンスに穴を開けてノラ猫が入れるようにしています。そのくらい猫好き。 ある日、鶴見さんの奥さんは公園で八割れ猫の子猫を見かけたそうです。
「あら、あなた、お家がないの?お腹すいてる?私の家は○○地区の○○マンション102号だから、気が向いたらいらっしゃい」なんて話したのだそうです。
その二日後、あの八割れ猫がフェンスの穴から入ってきたので、もうびっくり。「まぁッあなた、住所がわかったのね」と奥さんはご馳走をたくさん出してあげました。それ以来、ときどきやって来るそうです。お言葉に甘えましてって。
(文一)