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にゃんこ物語

みんなに愛された猫に関する悲喜こもごものエッセイをお届けします。

  • なぐさめる猫

    私は小さな建築事務所で事務の仕事をしているのですが、そこには洋猫のマンクスの血が入っているに違いない真っ白で大きくて毛がごわごわしたホクト君という猫が飼われています。 ホクト君はもう 10 歳くらいで、私たち社員にも愛想...

    読み物 # にゃんこ物語

  • オシッコではありません

    私が飼っている二匹のメス猫は、ぜんぜん違うところからきたのに、まるで姉妹のように仲がいいのです。 アオちゃんは、町のノラ猫の”猫だまり”から私についてきた猫で、まことに世慣れています。一方フクちゃんは、隣の奥さんが息子さ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • チイちゃんのお土産

    平川さんは美人で腕のいい整体師です。家族はご主人と二人の息子。それに息子が拾ってきた黒猫がいます。 黒猫は 2 歳になるのに子猫のように小柄でカワイイから「この子、カワチイね」ということで、名前はチイちゃんと呼ばれること...

    読み物 # にゃんこ物語

  • ネコ踏んじゃった

    会社経営者の甲斐さんは、「犬は忠犬といいますけど、ネコだって忠ネコがいるんですよ」と言います。 甲斐さんの娘さんが小さい頃、公園のスベリ台に上っていて、順番あらそいで男の子から叩かれたら、そばにいた甲斐さんちのネコが男の...

    読み物 # にゃんこ物語

  • プレゼントがいっぱい

    土井さんは別名「ネコ村の村長さん」と呼ばれている女性です。 仕事で稼いだお金を、ノラ猫の避妊・去勢手術に使って、これまでに何十匹もの面倒を見てきました。 家の庭には保護したネコたちの段ボールハウスを置いて、朝夕のごはんと...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 失礼します

    うちの美容院に見えるお客さまで、伊藤さんという方がおられます。 お嬢さんがアメリカ人の大学教授と結婚しているのですが、研究テーマが中国医学なので、数年間、北京に滞在していました。そして、北京の路上で一匹の雄ネコを拾ったの...

    読み物 # にゃんこ物語

  • NHK 大相撲

    ノラ猫の赤ちゃんをうちで飼いはじめたのが、ココちゃんです。 ココちゃんは、体が小さい女の子なのに、やることが大胆で、たちまち先輩ネコさん二匹の間に割り込み、居場所をつくってしまいました。 元気が余っているらしく、家の中を...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 刑事泣かせ

    隣町で父親と暮らしている妹のユリは、リハビリ施設に勤める看護師です。 その施設の敷地内でノラ猫が子どもを産んで、そのままいなくなったとかで、みんなで一匹ずつ持ち帰って、生まれたての子猫を育てることになったそうです。 職業...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 玄米とパール・ライス

    えつ子さんと一人娘のヒトミさんは、両方ともご主人を亡くして二人でブティックを経営しています。 二人が飼っている猫は茶色のオス猫「玄米」と白いメス猫の「パール・ライス」で、それぞれ玄ちゃん、パールちゃんと呼ばれています。 ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 「帰るッたら、帰るーッ」

    さくらさん夫婦は子どもがいなくて、猫のスバル君と柴犬のリュウ君を飼っています。コロナの間、どこにも行けなかったので、近くの温泉旅館にペット連れ OK のところを見つけて二泊することにしました。 柴犬のリュウ君はうれしそう...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 1番の猫

    その禅寺は「道場」といって、若い雲水さんたちが二年、三年、五年という期間、きびしい修行をするところなのです。雲水さんたちをきびしく鍛えるのは「老師ろうし」と呼ばれる住職です。 老師はミミちゃんという名前の三毛猫を飼ってい...

    読み物 # にゃんこ物語

  • めざまし猫

    飼い主の起床時間を知っていて、頼みもしないのに起こしにくる猫がよくいる。 うちで飼っているソマリのフクなどは、時計を持っているのではないかと思うほど、朝 6 時になると二階へ上がってきて、にゃーにゃーと言う。それで起きな...

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