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にゃんこ物語

みんなに愛された猫に関する悲喜こもごものエッセイをお届けします。

  • ネコの尻尾

    今朝、羽鳥慎一モーニングショーの最初に、歌に合わせて尻尾を振るネコ(二十歳)の動画が出ました。「このネコはなぜ尻尾を振っているのでしょうか?」ペット病院の先生の解説は、「歌に合わせて振っているわけではない。ネコは機嫌が悪...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 几帳面なネコ

    16 年もの間、おたがいに愛し合っていた黒猫のクロちゃんが死んでしまって、私は悲しくて淋しくて、もう二度とネコは飼わないと決めていました。 ところが、クロちゃんがいなくなったのを知っているかのように、庭に白っぽい灰色の可...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 絶食療法

    うちのクロは、爪だけはふつうの爪だけど、ヒゲも肉球も真っ黒の黒猫でした。 15 歳になった頃、じん臓が悪くなって、やせて何も食べられなくなって、よろよろして、外に出だがるので、出したらそれっきり帰ってきませんでした。それ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 助け合いの精神

    うちにはネコが三匹います。その日は仕事で疲れてしまって、家でネコたちにご飯をあげたら、台所のドアをバターンと閉めて、そのまま寝てしまいました。 翌朝、三毛猫のココちゃんが私の顔のすぐそばでニャーニャーとうるさく鳴くので目...

    読み物 # にゃんこ物語

  • キッちゃんの一大決心

    キッちゃんは、白黒のオス猫で、ノラ猫出身。そのあとにきたキンタローは、飼い猫出身でした。 私が机に向かって経理の仕事をしていると、飼い猫のキンタローはすぐ膝に乗ってきて、私の顔をなめたりして甘えます。でも、ノラ猫出身のキ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • ねこリンス

    くーちゃんは、白黒もようの、どこにでもいるような日本猫ですが、主人へのご奉仕が大変よくできるのです。 主人は小企業の経営者で、毎日営業をしています。家にいて、主人がハクションとくしゃみをしたら、「どうしたの、どうしたの」...

    読み物 # にゃんこ物語

  • いじわるジイさん

    富山の置き薬、というのがありますね。風邪薬や腹薬を家庭に預けておいて、何か月かに一回、飲んだ薬の分だけお金をもらっていくシステム。 このあいだも、富山の薬屋のお兄さんがきたのですが、玄関に出てきたうちのネコを見て、「可愛...

    読み物 # にゃんこ物語

  • チャッくんのポンちゃん

    ご近所の数人でノラ猫のお世話をしてきたのですが、今年から市役所が「認可」をくれると言うのです。認可をもらうと、助成金が少し出るらしいのです。そして、エサやりの場所は「見はらし台 ネコ食堂」という素敵な名前になりました。 ...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 駐車場のアイドル

    主人と二人で喫茶店を経営していたとき、ノラ猫のお母さんにエサをあげていたら、子猫を一匹おいてどこかへ行ってしまいました。その子猫がチョビという男の子です。 小さいときからリードをつけてお買い物につれていき、スーパーの駐車...

    読み物 # にゃんこ物語

  • 犯人発見!!

    うちは共稼ぎなので、空き巣に入られないよう、マンションの玄関にアルソックの防犯装置をつけています。ちょうど人間の肩の高さにセンサーがあって、そこを通ったら反応するという仕掛けです。昼間は、ネコが一匹留守番をしています。去...

    読み物 # にゃんこ物語

  • かぎりなく犬

    私は美容師をしていて、毎日自分のお店まで自転車で通っています。ときどき、自転車で一緒に走るのは、ご近所の奥さんで、ウニ君というネコの散歩に出かけているのです。ママチャリのカゴの底にはタオルが敷いてあって、ウニ君はカゴに前...

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  • 働くネコ

    うちには四歳になるアメリカンショートヘアのソラ君がいます。家族四人で食事をしていると、ソラ君は必ず、鈴の入ったボールを持ってきて、ポンと置きます。「投げて」というのです。投げてやると、走っていって口にくわえて戻ってくる。...

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