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文ちゃんのことば遊び

古今東西、今は忘れられたような面白い言葉に関するエッセイ!

  • 繰り返す

    「子々孫々ししそんそんまで伝え続ける」「正々堂々」「悠々」などは、よく文章中に目にします。が、しかし、この「々」とは何なのでしょうか。ふと気になって辞書を引いてみたら、「送り字」「踊り字」といい、同じ文字を繰り返すときに...

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  • 社会の窓

    いつも行っている「かかりつけ医」のクリニックで、診察室のイスに座ったら、先生が笑いながら「風邪引きますよ」と、私のズボンの前を指さしました。見るとズボンのファスナーが開いていたので、これは失礼と閉めながら、ふうん、今は「...

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  • メカタとタッパ

    町内の「春山はるやまクリニック」は、先生と看護師さん三人との小さな医院ですが、男先生の的確な診断と処方、若い女性看護師さんたちの明るい笑顔で、とても気分のいい「かかりつけ医」です。 月に一度、血圧降下剤を出していただくだ...

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  • デコちゃん百年

    日本人は愛子さんのことを「アコちゃん」、和子さんのことを「カコちゃん」美津子さんのことを「ミコちゃん」と呼んだりしますが、秀子さんのことは「ヒコちゃん」じゃなくて「デコちゃん」と呼ぶんですね。 で、日本で一番有名なデコち...

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  • ヂンヂロゲ

    森山加代子が『じんじろげ』を歌って大ヒットしたのを覚えている方はおられますか?昭和三十七年のことです。 「じんじろげや じんじろげ どーれどんがらがった ほーれつらっぱのつーれつ まーじょりん まーじんがら ちょーいちょ...

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  • 早口ことば

    昔、子どもたちは「早口ことば」でよく遊びました。文字で読めば何でもない一行が、早口で言ってみると舌がもつれて、つっかえてしまう。その「もどかしさ」を互いに指摘して笑い合う遊びです。 たとえば、次のような早口ことばは、アナ...

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  • お医者さんの名前

    町のお医者さんの看板を見ると、なんだか笑っちゃうようなものがありますよね。  おたべ歯科 (本名は小田部さんかな。でも、お食べって言われてる気がする) 板井外科病院 (痛いとイヤだなー) 今市皮膚科 (腕がイマイチではあ...

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  • 親孝行

    もう亡くなりましたが、安部譲二あべじょうじという人がいたのを覚えていますか? そう、四十年も前の昭和六十一年『塀の中の懲りない面々』が大ベストセラーになり、一躍、超有名人になった人です。いい家に生まれながら中学生からグレ...

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  • ネッカイ

    東京で大学生暮らしをしていた頃、近くの喫茶店にたむろした仲間に山内次郎君がいました。関東の田舎の出身で、純朴な、愛されキャラでしたが、ときどき常識では考えられないカン違いをしていて、みんなを驚かせたり喜ばせたりするのでし...

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  • 茶番人生

    中学校の頃の話。数学の西先生が教室へ入ってこようとするとき「西がきた、西がきた」と、ちゃらけた声をあげるのが、クラス一番のひょうきん者、飯田新平君でした。みんなもつられて笑っていますと、西先生は「君たち、西がきた(北)っ...

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  • はばかり

    友人の家に立ち寄ったら、あいにくの留守。 「すぐ戻るはずですので、お茶でも」と部屋に上げてもらいました。 孫の大学生麻梨香ちゃんがいて、老人のお相手をしてくれるのも嬉しい。 しばらく雑談の途中ふと尿意を催して「すいません...

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  • 兄貴と舎弟

    好き者同士が集まって、あちこちの競輪場を巡り歩いた話は前にもしました。その仲間の一人に紹介されて知り合ったのが石井さんです。出会う場所は競輪場の指定観覧席で、常に手下というか子分というべきか、年若い男を連れています。「こ...

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