
大槻ミニバスケットボールスポーツ少年団
2009 年に活動が始まった「大槻ミニバスケットボールスポーツ少年団」。現在、小学 1 〜 6 年生の 38 人が週 4 回の練習に励んでいます。代表の佐藤俊成さんは「バスケットボールを楽しみながら、失敗を恐れずにプレーすること、チャレンジすることの大切さを学んでほしいですね」と話します。
ちょこっとおかわり編

大槻小学校にバスケットボールのスポーツ少年団がなかったため、バスケットボールの楽しさを知ってほしいと 2009 年に結成されました。現在、小学 1 〜 6 年生の 38 人(男子 23 人・女子 15 人)が水・金・土・日の練習に汗を流しています。
代表の佐藤俊成さんは「まずは、バスケットボールを好きになってもらうことを大切に指導をしています。子どもたちには、試合の勝ち負けではなく、練習でやってきたことをお父さん、お母さんに披露する場なんだよと伝えていますね。その結果、試合に勝てるのが一番良いですが、負けても練習の成果を発揮できればプラスだよという方針で活動しています」。練習は、アップから始まり、ボールハンドリング、体幹、基本動作、1 対 1、2 対 2、ゲーム形式と続きます。「男女ともに、まずはディフェンスを大切にし、守りからゲームをつくること、ドリブルを強くつくことに力を入れて練習に臨んでいます。また、子どもたちの目線に立ち、分かりやすいように分かるまでということを心がけて指導をしていきます」と佐藤さん。

男子キャプテンの花牟禮蓮叶くん( 6 年)は、お父さんとお母さんがバスケットボールをやっていたこともあり、4 年生からプレーしています。ポジションは、ポイントガードで、攻撃の要としてチームを牽引しています。「みんなでバスケットボールができることや試合で勝った時に嬉しさを分かち合えることがバスケの楽しさです」。6 年生は 1 人ですが、5 年生の 7 人が協力してくれることもあり、チームをまとめる大変さは感じていないそうです。「今後の試合では、ミスをしても落ち着いてプレーすることを意識してプレーし、できるだけ勝ち続けて 5 年生にバトンを繋げられればと思います」と蓮叶くん。

女子キャプテン( 6 〜 9 月)の下山田莉々子さん( 5 年)は、テレビで観た河村勇輝選手のプレーに憧れて、2 年生の時にバスケットボールを始めました。ポジションはFWで、カバーやドライブ、リバウンドからのシュートが得意なんだそうです。「 6 年生がいないので 5 年生でキャプテンを持ち回りでやっています。キャプテンとして、積極的に声を出すことを心がけてプレーしています」と莉々子さん。6 年生がいないですが、最近試合で勝てることが多くなってきたとのことです。「チームで協力し合いながらプレーできていると思いますし、ゴールを決めた時や勝てた時がとても嬉しいです」。7 月に開催された「第13回たかしカップ」では最優秀選手賞を受賞しました!
「来年度は、キャプテンになって、みんなで支え合いながら県大会を目指していきたいです」と莉々子さん。男女とも県大会出場を目指し、今日も練習に熱が入ります。
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