
栽培を通して社会貢献をしていきます
喜久田ふるさとファーム会
2021 年に喜久田町の男性が中心となり発足した「喜久田ふるさとファーム会」。夏野菜を苗から育て、収穫をし、料理をして美味しく食べることをテーマに活動をしています。
会長の大内嘉明さんにお話を伺いました。「現在、70 〜 80 代の 26 人で毎月第 2 木曜日に活動をしています。作物づくりを通じて、社会貢献をすることや物を粗末にしない、大事にする精神を地域から広めていきたいと思っています」。大内さんのビニールハウスや畑では、トマトやナス、きゅうりなどの夏野菜を中心に栽培を行い、毎年 5 月と 10 月には、みらい幼稚園の園児を招いてサツマイモの苗植え・収穫体験会などを企画しています。「子どもたちが笑顔で苗植えをしたり、畑で走り回りながら虫取りをする姿を見ていると、元気やパワーをもらえますし、喜んでもらえることが活動の励みになっています」と大内さん。


年間の活動は、4 〜 10 月に野菜の栽培を行い、秋冬シーズンは、農家へ見学や研修への参加、会員で旅行を楽しんでいるとのことです。「苗から育てて収穫した時は、達成感を覚えますし、美味しさもひとしおですね。今後は、栽培の技術面での向上を図りたいです。また、日々活動できているのは地域の方々の協力もありますので、作物を味わっていただくなど、恩返しをしていければと思っています」と抱負を話していただきました。
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