
木工をはじめて20年 木材の特徴を活かした制作します
矢野健次さん(76 歳・下亀田在住)
木材を使ったもの作りを約 20 年続けている矢野健次さん。50 代の時、同僚に木工を勧められたことがきっかけでもの作りを始めました。昔から木工に興味があったこともきっかけの一つだそうです。それからというもの、ミニテーブルや衝立、花台などの制作を継続しており、今では、「もの作り」が毎日の生活に欠かせない趣味となっています。作品は自宅の家具の他に、友人へプレゼントすることも。
材料の多くは知人などから譲っていただいています。「頂いた木材の特徴を活かし、感謝しながら制作しています。制作のアイデアは木材を一目見た直感です」と矢野さん。木材のほとんどが樹齢 100 年以上のケヤキを使用しており、自然の不規則な形や木目、傷など一見すると欠点とも思えるところも、使い方によって美しく見せられることが木工の面白いところだそうです。
町内会の老人クラブから郡山市高齢者作品展に作品を出展。過去7度の出展で市長賞をはじめ 5 度入賞しています。「初めて賞を頂いたときは、まさか受賞すると思ってもいなかったのでとても驚きました」。作品を作りすぎて部屋がいっぱいになり奥様からもう作らないでと言われているそうですが、この時は奥様も喜んでくれたそう。

ほぼ毎日作品づくりをしており、ステインという着色塗料で仕上げをする場合は朝早くから作業する日もあるそうです。「手間がかかるほど完成した時の達成感がありますね。共通の趣味を持つ友人とお互いの作品を見せ合うことも、さらなる制作意欲につながります」。
定年後は、木工の他に畑作りも始め、約 300 坪の敷地を一から畑にしました。「畑づくりから収穫まで 5 年かかり、とても大変でした。今年は、ジャガイモ、チンゲンサイ、小松菜、インゲンを栽培しています」。
趣味を長く楽しむ秘訣をお伺いすると「健康な体でいることではないでしょうか。畑の草むしりや石ひろいなどで体を動かしていることや土に触れ合うことで健康な体を保てていると思います」と矢野さん。これからの抱負は、現在家にある木材をすべて使いきるまで木工を続けることだそうです。
※記事の内容はすべて本紙掲載時点の情報です。 お名前、肩書、団体名、運営状況等など現在は異なる場合があります。