
書道をはじめて50年。一文字一文字に気持ちを込めて書き上げます
大和田廣美さん (83 歳・中田町在住)
学生のころから文字を書くことが好きだった大和田さんは、30 代の頃に友人から誘われたことがきっかけで本格的に書道を始めました。準師範までの資格を取得し、定年後はシルバー人材センターの仕事で、賞状や看板などの文字を書いています。他にも町内会で手書きのチラシ制作なども頼まれることが多いそうです。「どのように書いたら読んでもらえるかなと考え、工夫しながら制作しています」。賞状などは数千人分の名前を書くこともあるそうで気を抜くことができず、とてもやりがいがある仕事とのこと。「なにより文字を書くことが好きで、ストレス発散になります」と大和田さん。

郡山市高齢者作品展へ「千字文」を出展し、市長賞を受賞したこともあります。千字文とは、天文、地理、政治、経済、社会、歴史、倫理などの森羅万象について述べた 4 字を 1 句とする 250 個の短句のことで、8 〜9 時間かけて書き上げました。「過去にも何度か書いたことがありましたが、なにより集中力が大切です。ほとんど休むことなく書きました」。書道人生で千字文は最後という意気込みで書き、50 年で一番の作品となりました。「老眼で細かい文字を書くことが少し大変ですが、指先を使うことで脳によい刺激になっています」。
書道の他に絵を描くことも趣味だという大和田さん。「みんなに感謝、感動していただけることもあり、とても嬉しく思います。元気で活動を続けていきたいです」と目標を話していただきました。
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