
古き良き名曲を現代に伝えたい
すみれの会は平成 22 年に発足した女性コーラスグループです。事務局の金山充子さんにお話を伺いました。「とにかくメンバーで仲良く、楽しく歌うことを大切にしています。立ち上げから 13 年が経ち、今は 60 歳以上のシニア世代 15 人ほどで活動しています。今年コロナ禍が落ち着いてからは新しいメンバーも増え、大槻公民館で月 3 回の練習会を行っています。10 月の大槻町文化祭に向けて課題曲に取り組んでいて、郡山市内の音楽イベントなど発表の場が良いモチベーションになっています」。
レパートリーは童謡、唱歌、歌謡曲などバラエティに富んでいて「発表会では古関裕而さんの作品を取り上げることが多いですね。歌がきっかけとなって、みんなで福島市の古関裕而記念館へ研修に行ったのもいい思い出です。練習以外の活動も楽しみの一つとなっています」。
「昔私たちが学校で歌った唱歌の多くを今の子どもは知らないそうです。すみれの会の活動が若い世代に『高原列車は行く』や『春の小川』などの名曲を知ってもらうきっかけになったら嬉しいです。初心者も大歓迎ですので、興味がある方は雰囲気を一度見に来てくださいね」と金山さん。
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