
還暦を前に、二輪免許を取得 憧れの壮年ライダーに!
「仕事づくめだった 40 年を振り返った時、ふと何か青春の忘れ物をしてきたような気がして。高校時代に流行っていたマンガの『ナナハンライダー』がいつも心に引っかかっていました」という降矢さん。そんな時、所属する会で、62 歳でユーラシア大陸 24000 ㎞をバイクで横断した先輩の講話を聞く機会がありました。「自分には到底無理だと思う反面、俺だって、と心が揺さぶられたんです」。
そして、59 歳を目前に教習所に通い、降矢さんは普通二輪免許を取得。しかし、この時点ではまだ、バイクを購入してはいませんでした。その後、NHKの「ドキュメント72時間」という番組で「阿蘇・ライダーたちの夏 10 年に一度の撮影会」の映像を見て、胸が騒いだ降矢さん。翌年、59 歳を迎え大型免許も取得。あと 7 年で、6 度目開催の「10 年に一度の撮影会」に参加できるかも、と張り切っているそうです。
250 ㏄のバイクを手に入れ、免許取得後の1 年目に夏の北海道を 1400 ㎞、昨年は 2655 ㎞、今年は 2630 ㎞を走破しました。「これまで仕事では全国各地に行ってきましたが、ほとんど何も見てこなかったんですよね。バイクで旅をすることで、北海道の知らなかった景色や、現地の人との触れ合いとか、素晴らしい体験ができました」と、少年のように目を輝かせます。「24000 ㎞大陸横断とはいかなくても、少しずつ 10 回走れば、24000 ㎞に到達できるんじゃないかな」。心はすでに、10 年に一度の阿蘇の撮影会に向かって走り出しているようです。
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