自然豊かな福島の地で皆様の健康を守りたい

現在、福島市置賜町と郡山市駅前に店舗を持つ、青州漢方医学研究所・青州堂漢方薬局を営む侯殿昌さんは、中国山東省青州のご出身で、中国漢方医師・医学博士でもあります。

1994 年に来日、東北大学医学部に留学。2001 年から仙台市の漢方薬局で20年以上勤務していましたが、福島の山中で崖から転落し肋骨を骨折、福島の病院で治療を受けた際に、肺の病気が見つかり治療できたことで福島との縁を強く感じ、2022 年 3 月に福島市へ移住しました。

「もともと私は自然が大好きで、福島は山や川、湖、季節ごとの花々など、本当に自然豊かで美しい。子どもの頃から勉強している水墨画で福島の大自然を描き続けたいですね」。そのためにも、福島に永住することを決めたそうです。

侯さんは「今まで 40 年以上、中国と日本で漢方医学に携わってきて、なかなか治療法がない症状や難病で苦しんでいる方々を一人でも多く助けたいという思いで、ここ福島の地で漢方薬局を始めることにしたんです」。療養中、山の中で絵を描いていた時に全国の患者さんから連絡が入り、「やめるわけにはいかない」と開業を決意した侯さん。
実際、小さいお子さんから兄弟姉妹、家族 3 世代で侯さんのもとに相談に来られている方、福島、郡山市内だけでなく、全国から相談に来られている方がいらっしゃるそうです。

「お一人おひとりの症状やお悩みを詳しくお聞きして、その方に合った漢方養生法、食事療法や運動のアドバイスも行っています。あきらめる前に、お気軽にご相談ください」。毎週水曜日と金曜日に無料の個別相談を行っています(予約制)。

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