福島に住むことに正面から 向き合い、今を見つめ 未来を考える活動を

東日本大震災による東京電力福島第一原発事故後、個々に活動していた仲間が集まり、2011 年 5 月、NPOはっぴーあいらんど☆ネットワークを立ち上げました。代表は鈴木真理さん。

主な活動としては、コロナの影響が大きかった時期を除いて、ほぼ毎月 1 回、郡山と須賀川市内で交互に行っている「健康相談会と甲状腺エコー検査」。

「私たちは、平成 27 年から放射線の不安などに対する健康相談会を医師の協力のもと、実施してきました」。原発事故から 13 年経過した現在でも、放射線の影響を心配して周囲の方にも相談できずに一人で悩んでいる方や子どもの甲状腺がんに関して知識不足等で悩みを増やしている方が見受けられ、そういった方たちの手助けになればという思いから、継続されてきました。

併せて、原発事故後の「福島」について学ぶ勉強会を開いたり、台湾と福島の子どもたちとの交流を企画したりと、活動は多岐にわたっています。

最近では、物を大切にすることやフードロスを減らす活動を知ってもらうため、支援でいただいた賞味期限間近の食品や雑貨などを格安で販売するイベント「もったいないから助け合いへ」も行っています。

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