ご家族様の心に寄り添うことを第一に考えて

郡山動物霊園うねめの杜は、市内待池台に平成17年に開園。ペットの葬儀から火葬、埋葬、供養まで一括して執り行うペット霊園です。
社長の山口真央さんは、京都、滋賀、大阪までシェアを持つペット葬祭会社で20年以上の経験があり、2年前に縁あってうねめの杜を引き継ぐことになりました。「栃木県以上北には行ったことがなかったし、迷いもありましたが、せっかくの機会なので挑戦することにしました」。

単身郡山に移り住み、まずは郡山がどんなところなのかを知るために、お店を巡ったり、出会う人に話を聞いたり、情報収集に努めたそうです。「今では行きつけのお店もできて、自分のことも認識してもらえるようになりました(笑)」。
関西出身の山口さんにとって意外に苦労することになったのが言葉の壁でした。「関西弁イコール怖い人というイメージらしく、葬儀を依頼される方も、最初は不安そうな顔をされるのですが、最終的には『お願いして良かった』と言っていただけるので、ホッとしています」。

山口さんがこの仕事を始めてから、ここ10〜15年でペットは家族同様の存在になり、立会い葬の方が増えているそう。「お子さんと同じように可愛がってきたペットを亡くされ、悲しみにくれているご家族様の心に寄り添えるサービスを、と心がけています」。時間があれば、他県の葬祭場に足を運び、設備やサービス等を見て、参考にできるところはないかと常に研究を欠かさない山口さん。
「これからも、25年の経験をもとに、大切なペットとのたった1度のお別れを迎えるご家族様に寄り添ってまいります」と思いを聞かせてくれました。

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