
郡山ロカビリー文化を作ったレジェンド
今回は郡山生まれ郡山育ちのロカビリーミュージシャン、ジーン(GENE)さんをご紹介します。現在 50 歳のジーンさんは、郡山のロカビリー文化を作ってきた、いわば郡山ロックンロール界の生き字引。自ら率いるバンド「グッド・ロッキン・ダディ」は20年以上、休むことなく定期的にライブ活動を行っています。
音楽との出会いは幼稚園時代の合奏団でした。小学校でエレキギターに触れ、恩師の矢部先生から基礎を学びました。そして16歳で友人とバンドを結成。その頃からスタイルはロカビリー一筋。郡山の同年代からその下の世代まで、ファッションやライフスタイルに大きな影響を与えてきました。
ライブに加え「フィフティーズ・ダンスレッスン」などのイベントを企画するなど、郡山、須賀川を中心に日本中のロカビリーバンドとも共演し、交流を行っています。
本宮市のコミュニティ FM モットコムのレギュラー番組「GENE のロックンロールパラダイス」には全国のロカビリー仲間が出演するなど、その影響力は地元だけに留まりません。
本業は郡山市内のリサイクル・産業廃棄物処理の会社で専務取締役を務めるジーンさん。音楽が盛んな郡山ですが、ロカビリーが文化として根付いているのはジーンさんの世代とその仲間達が、社会に出ても人生を通じ、ライフワークとして音楽を楽しみ続けてきたことが大きいと言えるでしょう。
1 月 3 日には須賀川市民交流センター・テッテ前のストリートでライブ&モーターショー「スカガワ リーゼント」を開催します。エルヴィス・プレスリーに代表されるロック初期のスタイルの一つがロカビリーです。同世代には懐かしく、若者には新鮮に感じられる古き良きアメリカの香りをぜひお楽しみください(10:00 ~ 15:00、入場無料)。
イベントの詳細や出演スケジュールはジーンさんの Instagram からご確認ください。
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