結成から 30 年経っても、なお進化し続ける音楽の旅

#GAKUTO GROOVE

郡山市を拠点に活動するプログレッシブ・ロックバンド「Counter parts(カウンターパーツ)」。1993 年 11 月の結成以来、30 年以上にわたり、独自の世界観と音楽作りを貫き、郡山の音楽シーンに確かな存在感を刻み続けています。メンバーは、ベース・ボーカルの伊藤信一さん、ギターの佐藤昇一さん、ドラムの塩田純人さん、キーボードの佐藤伸平さんという 4 人編成。

その中で今回は、ベース・ボーカルを担当し、バンドの中心的存在でもある伊藤さんにお話を伺いました。作詞・作曲も主に伊藤さんが担っているそうです。バンド名の由来について尋ねると、
「メンバーで話し合う中でいろんな案をお互いに出しました。当時好きだった海外のバンドが出したばかりのアルバムの名前からとりました」とのこと。

伊藤さんが中学 2 年生のころ、友人にバンドを組まないかと誘われたのが、音楽を始めることになったきっかけだそうです。
取材をしていく中でも、ステージ運びの熟練ぶりがにじみ出ていたのがとても印象的でした。
「リハーサルはほとんどやらないですね。お互いの演奏の呼吸がわかっているし、自然に決まるので。ライブの日はスタジオで少し合わせてから、そのまま本番を迎えます」と語る伊藤さんの音楽人生をより豊かにしているのが「生活とのバランス」。音楽活動と普段の仕事を両立させながら、無理なく活動しているとのこと。

最後に、これからの目標について尋ねると、伊藤さんは「年に 1 回行っているイベントを、これからも継続していきたいです。」と語ります。それは、郡山市のコミュニティラジオの公開収録と、バンドのライブを組み合わせた企画とのこと。
長年にわたり、変わらぬ姿勢で音楽に向き合ってきた彼らは、形式にとらわれない柔軟さと深い表現力で、これからも音を紡いでいくでしょう。

バンドの詳しい情報・ライブ情報が知りたい方は、ぜひ Ⅹ をチェックしてください。
@CounterParts1

※記事の内容はすべて本紙掲載時点の情報です。 お名前、肩書、団体名、運営状況等など現在は異なる場合があります。