タヌキの遠征日記‐那須編その③‐

眠らぬタヌキ

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お腹もいっぱいになり、その日いちばん楽しみにしていた場所へ…

ずっとずっと生で見たいと思っていた「殺生石」!!!

道中はかなり急カーブの多い山道。走り応えがあり、ワクワクが止まりませんでした。

窓を開けながら走っていたので、近くまで来た時には車内は硫黄の香りでいっぱい。

車を停め、整備された木道を歩いていくと、突然目の前にドーンと現れました…!

小さい頃に水木しげるの妖怪図鑑で見てからひそかに気になっていた

殺生石の実物を目の当たりにしたとき、思わず感動で動けなくなりました。。。

大きな岩がたくさん転がる中でも、殺生石はひときわ異様な雰囲気を放っていました。

この殺生石の由来として、「九尾の狐は鳥羽上皇に取り入るために玉藻前という美女に成りすますが、安倍晴明の生まれ変わりと言われている安倍泰親(泰成)に見破られ、この地で毒石となり、石になった後も生き物を殺し続けた」という恐ろしい伝説が語られています。

そんな殺生石は2023年に割れ、現在はしめ縄で割れた石同士が括り付けれれている状態でした。

誰かの仕業か、はたまた九尾の狐による仕業か、何かが起こる前触れなのか…

いろいろと想像が膨らみますね。

これにて那須編はここまで‼

これからも旅は続く…

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