ブリーダーさんちにミニチュアシュナウザーの赤ちゃんが生まれたというので、一家 5 人で見に行った。一目でみんなが「可愛いー」と気に入った女の子を抱いて帰ることにしたのだけど、「ぼくが抱く」「わたしが抱く」とお兄ちゃんたちと下の妹で取り合いの大騒ぎ。「落とすなよ。落としたら承知しないからな」と兄たちに脅されながら、下の妹が抱いて帰った。
そして今、クーは大きく成長し、散歩に連れて出るとみんなから注目される存在になった。なぜかというと、クーは散歩が好きすぎて、「早く、早く」と前足をあげて後ろ足だけでぴょんぴょん跳びながらどこまでも歩いていくからだ。
散歩中の人がクーを見てハハハと笑うし、「見て見て、跳ねてる犬がいるよ」とか言う声が聞こえるので、今では子どもたちは恥ずかしがって誰も散歩に行かない。あー、はじめて抱いたときのあの大騒ぎは何だったの？と思いながら私がせっせと散歩に行っております。
（浜松在住のふあちゃん）
