武田さんは会社の飲み会に参加してもジョッキ一杯つきあう程度で、家ではまったくお酒を飲みません。
それで、何かの行事でもらったワンカップの日本酒二、三本をもてあまし、「おまえ、飲んでみるか」とふざけてシベリアンハスキーのお皿に入れたのです。犬はアルコールなんか嫌がるよね、と思ったのは大間違い。いきなりバシャバシャバシャと日本酒を飲みほし、しばらくたったら、酔っぱらったらしく、犬小屋へ行って眠り込んだのでした。
この話を家族にしたら大笑いになりました。以来、あまったお酒があるとコップ一杯くらいは犬のお皿に。
家族の中で一番の酒飲みになったハスキーくんは、武田さんの顔を見ると自分のお皿を鼻でコーンコーンと突っついて、「酒はないのかい」と言い出したそうです。
(ミウラ)