#わんこ物語

対抗心はケガのもと

ミニチュア・ダックスフンドのカンちゃんは、もう十歳になるおじいさん犬です。お散歩がキライで、外に出してもすぐ「だっこ、だっこ」と抱かれたがって歩きません。だから肉球がピンク色のお餅みたいに柔らかいのです。

ところが、フレンチブルドッグの小豆君(一歳半)を預かることになったら、「ウ〜ッ」と対抗心まる出しで、大将ぶるのです。
小豆君をお散歩につれて行こうとしたら、お散歩大キライのはずのカンちゃんが、先に立って歩き、30分もお散歩してしまったのでした。

それからが、大変。カンちゃんは肉球が四つとも腫れて血が出て、歩くのもやっとになってしまいました。看護師のお母さんにお薬を塗ってもらって、犬用の靴下を履かされて、じーっと、おねえさん座りをしています。

「カンちゃんたいへんだなぁ」と言いながら、家族中笑いをこらえているところです。

(サナエ)