#わんこ物語

まいったかーッ

柴犬はオオカミの DNA を一番多く受けついでいるとかで、可愛らしい顔のわりには、野性的です。

T子さんが飼っている柴犬のショーちゃん(本名・翔平)も、小さいときは可愛いばっかりだったのに、だんだん大きくなったら、自分が大将だと勘違いしたらしく、T子さんの言うことを無視するようになりました。

呼んでも知らんぷり。散歩のとき勝手な方向へ行く。ご飯を食べるときT子さんに向かってウーッと言ったりする…… というくらいなら、まだ我慢ができますが、ショーちゃんは、気にくわないことがあるとT子さんの足やお尻に噛みつくようになったのです。

「痛いなー、何すんだよ」と言いながらやり過ごしていたけれど、T子さんもだんだん腹が立ってきました。ある日、庭で草取りをしていたら、理由もなくお尻に噛みついてきたので、「コノヤローッ」とショーちゃんの前足 2 本をつかんで、思いっきり持ち上げて、ぶん投げたら、ショーちゃんは空中を飛んで 3 メートルくらい先の芝生にドスンと落ちました。

それっきり、ショーちゃんはT子さんの言うことをきくようになったそうです。あはははは。

(KIMI)