「子々孫々まで伝え続ける」「正々堂々」「悠々」などは、よく文章中に目にします。が、しかし、この「々」とは何なのでしょうか。ふと気になって辞書を引いてみたら、「送り字」「踊り字」といい、同じ文字を繰り返すときに使う「符号」だそうです。漢字ではなく符号(記号)なんですね。
昔ちょっと出版関係の仕事もしていましたが、出版・印刷業界の現場では、「々」がカタカナの「ノ」と「マ」をくっつけた形に見えることから「ノマ」「ノマ点」、または漢字を繰り返すことから「カンクリ」といってました。今でも業界用語として通じているのでしょうか?
結構見なれた符号で、お隣に佐々木都々子さん、お向かいに代々木寿々夫さんなんていそうですね。
さて、日本語特有のことば遊びの中にも、この送り字、重ね字を取り入れたようなものが見られます。
▽ももの夏 もももすももももものうち(桃)(李)
▽月々に月みる月は多けれど 月みる月はこの月の月
▽瓜売りが瓜売りに来て売れ残り 売り売り帰る瓜売りの声