「ザ・ウィークリー」とは

地域密着型のタブロイド新聞
『週刊郡山ザ・ウィークリー』

『ザ・ウィークリー』は、1980年に創刊された地域密着型の新聞です。当初は地域の回覧板として「街と暮らしのいきいき新聞」をコンセプトに、地元の皆様に役立つ情報を届けることを目的にスタートしました。それから40年、私たちは地域社会に根ざし、地域の皆様と共に歩んできました。創刊以来、地域の「身近な情報源」として愛され、今も変わらぬ理念のもとで、地域の皆様に確かな情報をお届けしています。

地域の回覧板として

小学生からお年寄りまで、誰でも読みやすい新聞づくりを目指して

『ザ・ウィークリー』は、地域の皆様にとって「分かりやすく、親しみやすい新聞」を目指しています。小学生からお年寄りまで、どんな世代の方でも楽しんで読めるように、記事はなるべくわかりやすく、平易な言葉で書かれています。私たちは、誰もが手に取りやすい新聞を作ることで、地域全体がもっと身近に感じられるようにしたいと考えています。

女性の社会進出がまだまだだった80年代

女性の社会進出を応援し、家庭と地域の架け橋に

『ザ・ウィークリー』は創刊当初から女性の社会進出を支援することを理念の一つとして掲げ、特に地域の奥様方に向けて生活に役立つ情報を提供してきました。家事や育児に忙しい中でも、女性が社会に参加し、自己実現できるようサポートする特集やコラムを掲載。奥様方の「より所」として、地域社会でのつながりを深める場を提供してきました。

なかなか信用されなかった「無料配布」

無料配布という新しい挑戦

『ザ・ウィークリー』は創刊時、郡山市にはそれまで無かった「無料配布」という新しいメディアの形を選びました。しかし、この試みはすぐには地域の皆様に受け入れられませんでした。「本当に無料で配布されるのか?」と疑問を抱かれる方が多く、信じてもらうまでには時間がかかりました。そこで、私たちはテレビコマーシャルを通じて積極的に「無料配布」の認知を広め、大々的にPRを行いました。この取り組みが功を奏し、地域の皆様に徐々に受け入れられ、現在の『ザ・ウィークリー』があるのです。

震災直後の「ザ・ウィークリー」編集部

震災を乗り越えて

2011年の東日本大震災では、地域社会が未曾有の困難に直面しましたが、『ザ・ウィークリー』は一度も休むことなく毎週発行を続けました。震災直後の混乱と物資不足の中でも、私たちは地域の皆様に必要な情報を届けることを最優先にし、スタッフ一丸となって週刊発行を守り抜きました。この経験は、私たちの強い信念を再確認させ、地域社会への責任感を一層深く感じる貴重な機会となりました。

20周年 宅配スタッフの集い

宅配スタッフへの感謝

『ザ・ウィークリー』は、2024年9月に創刊40周年を迎えました。この道のりは決して平坦ではありませんでしたが、その背後には、常に支え合ってきた宅配スタッフの皆さまの存在がありました。雨の日も風の日も、真夏の暑さも厳冬の寒さも、どんな状況でも一貫して地域の皆様に届け続けてくださったその努力と献身があったからこそ、私たちは40年という長い年月を無事に歩み続けることができました。毎週手元に届くその一冊には、多くの人々の手間と時間、そして何より「届けたい」という強い思いが込められています。宅配スタッフの皆さまが果たしてくださっている役割は、単なる配達にとどまらず、私たちと読者をつなぐ大切な架け橋であり、地域とのコミュニケーションの第一歩でもあります。40年間、変わらぬ情熱で毎週の配達を支えてくださった皆さまには、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。その献身的な姿勢があってこそ、私たちは安心して毎週の記事を作り、読者の皆様に届けることができています。この40周年を迎えるにあたり、改めてその重要性を深く感じ、感謝の意を表すとともに、今後もさらに良いものを届けられるよう、スタッフ一同、一層努力していく所存です。

創刊当時の事務所

これからも地域とともに

創刊から40年が経過し、時代は大きく変わり、メディア環境も進化していますが、『ザ・ウィークリー』が大切にしていることは変わりません。それは「地域の皆様に信頼され、役立つ情報を提供し続けること」です。広告も一つの生きている情報として捉え、今後も紙面だけでなく、デジタルメディアを駆使し、迅速で正確な情報を地域の皆様にお届けできるよう取り組んでいきます。
地域の皆様との絆を大切にし、『ザ・ウィークリー』は今後も「心のより所」として、共に歩み続けます。