■一閑張作家 大和田美知子(おおわだみちこ)さん S32.10.8生(52歳)
三春町大字山田字越井戸1番 ☎0247−62−6500
● 小野町生まれの大和田さんは、地元の高校を卒業後東京デザイナー学園でファッションの勉強をしました。東京で知り合い結婚をした旦那さんが、舞台装置など も手掛ける表具師だったのだそうです。残念ながら旦那さんは若くして亡くなり、14年間の東京生活にくぎりをつけ、三人の子供と一緒に故郷に近い三春町で 生活を始めました。
●一閑張は竹籠や木地の上に和紙を張り、その上に柿渋を何度も塗り重ねた軽くて耐久性の良い生活雑貨です。作品の丈夫さは最初の支持体に和紙を張る作業で決まるのだそうです。「私は表具師の女房だったから、紙を張るのは上手なの。」(笑)
●大和田さんの作品は、和紙のほかに古布を張り重ねたり柿渋の暈しを入れたりと表情が多彩です。1,000円〜6,000円位、駅の民話茶屋でも販売しています。 |