■萱沼凍み豆腐
●萱沼の凍み豆腐の歴史は古く、江戸時代に冬場の農家の副業として始められたといわれます。冬場の寒さとこの地区の地形が風を防ぎ、近くを流れる阿武隈川から立ち上る、適度な湿気が凍み豆腐の製造に適しているのだそうです。
●福島市の立子山と並び有名な産地で、現在萱沼地区では6軒の農家が凍み豆腐の製造をしています。独特の風味と形の良い凍み豆腐の製造には、それぞれの農家独自の秘伝があり製造元により味が異なります。製造時期は11月から2月。
■阿久津曲がりネギ
●阿久津曲がりねぎ保存会長の橋本昌幸さんに畑で偶然にお会いし収穫の様子を撮影しました。
●曲がりねぎは4月〜5月に定植したねぎを、8月に斜めに耕した畝に植替えることで香りの良い柔らかな食感になります。11月〜2月が収穫期になります。
■安積艮斎
●安積艮斎先生が生まれ育った安積国造神社の御神木跡地に「安積発祥の磐座(いわくら)」として巨石と瑞之先生の書による石標が建立されたのが2010年の秋でした。
江戸時代に漢学者として、日本の将来を見つめていた艮斎先生が生まれ育った神社の境内を、神職が竹ぼうきで丁寧に掃き清めていました。
●12月19日夜に中町のウィングガーデンでサックス奏者ジム・バトラーの演奏会をやります。
●かしこまって聞くだけでなく飲んだり食べたりしながら、音楽を楽しむ。多彩な楽都郡山を創る会という勝手な会の主催。
●DAKARA音楽祭もそうですが、みんなが勝手に何かやれば街なか活性化になります。[み]
●昭和22年、敗戦後の経済疲弊にあえぐ日本で、「財政経済政策の最大の目標は、フル・エンプロイメント(完全雇用)の実現である」と言い切った大蔵大臣がいました。石橋湛山先生です。
●不屈のジャーナリストにして冷徹なエコノミスト。小日本主義の提唱でも知られています。
●湛山先生がいたらなぁ。[み]