投稿日時: 2011-04-01 11:46:44

■田村のたまご(けるぷ農園)
●(有)けるぷ農場 佐藤喜一(さとうきいち)さん S42.5.22(43歳)
郡山市田村町細田字嘉成96 TEL 024(955)4180
●佐藤さんの養鶏は、鶏に与える餌が独特です。60%の県産の米と自分の畑で採れた旬の野菜と独特の発酵飼料を混ぜ合わせたものを与えます。鶏は鶏舎の内外を飛び回っています。人参やトウモロコシなどを多く与えた鶏はヤマブキ色の黄身の卵を産みますが、米と旬の野菜が主食の「田村のたまご」はうすいレモン色の黄身をしています。
●餌に油脂分の多いトウモロコシをあげないので、臭みのないさっぱりとした味わいです。生でいただくのが一番ですが、磯陣やビストロ・グリーンなど食材にとことんこだわる料理店や菓子店などでもひっぱりだこです。


投稿日時: 2011-04-01 11:44:24

■万葉歌碑(山の井公園)
●万葉集巻十六にある「安積山影さへ見ゆる山の井の 浅き心を我が思はなくに」の歌碑が片平町の山の井公園と日和田町安積山公園内にあります。山の井公園の碑は公園の 入り口付近にあり、安積采女が身を投げたと言い伝えられる山の井の清水に隣接してあり、山の上には采女神社があります。
●近くには駐車場もありますから、風の温んだこの季節、万葉の昔に気を馳せながらちょっとした散歩に最適だと思います。


投稿日時: 2011-03-03 13:39:59

■久米正雄(開成小学校句碑)
「古里の小学校の鐘の音を
ふと聞きしより涙流るる 正雄」
●作家久米正雄は明治35年3月22日に桑野尋常小学校(現在の開成小学校)を卒業しました。小学校から安積中学を卒業するまでの間、現在の開成館一階に住んでいました。碑になった作品は、進学のため上京した久米が望郷の念をしたためた句と思われます。自筆の短冊が開成小学校に現存し、碑はその書体を模したものです。
●2月6日に表彰式の行われる三汀賞で、開成小学校は学校賞、五年の松坂君が三汀賞、三年の菅野さんが優秀賞のトリプル受賞が決まりました。まるで先人の研ぎ澄まされた魂が、今も子供たちの感性をピカピカに磨いてくれているようです。


投稿日時: 2011-03-03 13:37:38

■いちご(ふくはる香)
●柳沼宏幸さん S31.5.30生(54歳) 郡山市片平町字東戸城8  
TEL 024−951−1238
●いちごの収穫期は12月初旬〜5月、約1月周期で結実します。
柳沼さんの栽培品種は「とちおとめ」40%と「ふくはる香」が60%。
●特に福島県が生んだ寒さに強い品種「ふくはる香」に力を入れています。決して派手な味わいではありませんが、優しい甘みと酸味そして滴るような果肉のジューシーさが特徴です。


投稿日時: 2011-01-31 11:35:16

■三谷晃一(湖南舟津公園の文学碑)
●湖南町の舟津公園、松林の中に三谷晃一の『湖南頌(こなんしょう)』の詩碑があります。
湖南から見渡す猪苗代湖の悠久を詠った詩の最後は、次のような言葉で〆られています。
「どっさりと雪の降る一日も / いつもその底に / にんげんの火が燃えているやさしい村。」
この時期、町にも雪がどっさり降るとこの詩を思いだし、雪に埋もれた湖南へ出かけたくなります。


« 1 ... 45 46 47 (48) 49 50 51 ... 59 »
facebookで最新情報をチェック
お気に入りに登録

wwwを検索
www.the-weekly.jpを検索
お探しのお店がきっと見つかる!QRプラザ
クリスタルクララ
辺銀工房 Penguin Studio
おばあちゃんの民話茶屋
郡山市