| アーカイブ |
歴史文学散歩 : 歴史文学散歩:2011年5月
投稿日時: 2011-04-27 09:20:13
■宮本百合子文学碑(開成山公園内)
●安積開拓を舞台にした小説『貧しき人々の群』で文壇にデビューした宮本百合子の文学碑が開成山公園内五十鈴湖の河畔にあります。建てられたのは昭和51年4月。
●宮本百合子は、安積疎水そしてそれに続く安積開拓に情熱を傾けた中條政恒の孫で、宮本顕治と結婚をしましたが、少女時代と昭和20年の終戦をこの地でむかえました。
●文学碑には同上の小説の末尾の部分が刻まれており、碑文を読み目をあげると五十鈴湖の向こう側に、かつての貧しかった桑野村の幻が立ち現れるような気がします。
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。