樹齢800年のフジを守って
田村町大善寺の大藤稲荷神社の境内には樹齢800年と言われるフジの木があります。昭和31年に県の天然記念物に指定され、町のシンボルとして地域の方々に愛されています。神社の世話人や地域の人々が枯れた枝を切り落としたりし、大切に守り続けています。毎年5月中旬が見頃。今年も美しい花を咲かせてくれることでしょう。
上石の不動桜(上石不動桜保存会) 上石の不動桜は、樹齢350年以上のシダレザクラ。桜のそばに不動明王を祀るお堂があることから、その名が付きました。三春の滝桜の子孫と言われており、例年の見ごろ4月中旬には多くのお客様が訪れます。その桜を守る上石不動桜保存会は、平成13年から活動を開始。約20名の会員で組織され、樹木の手入れや周辺の清掃、見ごろの時期には出店を出して、地元の特産物でお客様を迎えます。 |
梅沢花笠踊り保存会
日和田町梅沢地区に85〜95年前から伝わる梅沢花笠踊り。農閑期のザル作りの合間に娯楽として始まったと言われます。安来節を元にした振り付けと、自作の詩・曲に乗せて踊ります。郷土民俗芸能としての梅沢花笠踊りを後世に伝えたいと平成14年に保存会が発足。地元の小学生に踊りを教えたり、地域のイベントに参加し活動しています。 |
湖南の会津万歳 (会津万歳安佐野保存会) 「万歳」とは、愉快な歌や踊りが特徴の新年を祝う芸能のことです。江戸時代から会津地方で伝承されている「会津万歳」の流れをくみ、県指定重要無形民俗文化財に認定されましたが、演者不足のため一時活動が停滞。しかし地域の有志が約10年前に保存会を再編、練習を重ねています。2/26(日)民俗芸能大会(於:市民文化センター)でその姿が見られます。 |
西田町芹沢大凧
芹沢大凧は、約70年前に西田町の芹沢地区で地元の大工さんが、お正月に3畳の凧を揚げたのが始まりです。その光景を見た地元の有志が、昔ながらの遊びを後世に残したいという思いから、平成6年に保存会を立ち上げました。現在は保存会のメンバーの高齢化が進み、後継者がいないという悩みを抱えながら頑張っています。 |