| アーカイブ |
歴史文学散歩 : 歴史文学散歩:2012年4月
投稿日時: 2012-04-10 17:44:01
■諏訪三郎文学碑 郡山市湖南町赤津
●諏訪三郎は、明治29年12月3日生れの小説家で、代表作に「家」「大地の朝」などがあります。本名は半澤成二ですが、ペンネームは故郷赤津で子供の頃に遊んだ、生家近くの諏訪神社からとりました。
●半澤家は赤津の大地主でしたが、父親が政治に深入りをして没落をしました。そのため諏訪三郎は小学校を卒業して14歳の時に家族とともに上京、その後苦学の上「中央公論」の編集者となりました。
●太平洋戦争時には疎開のために故郷に帰り、終戦後も4年間湖南で暮らしました。その生活は経済的にはあまり恵まれませんでしたが、福良文化協会を設立させ自らはその顧問となり湖南の文化運動に離村するまで尽しました。
●諏訪神社は、秋山浜の近くの小高い林にあり、境内に文学碑があります。
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。