歴史文学散歩 : 歴史文学散歩:2011年11月
投稿日時: 2011-12-27 17:37:23

■おしどりの碑 (中田町赤沼)
●民話「赤沼のおしどり」は中田町にあった赤沼が舞台の、つがいのおしどりと一人の武士が登場する夫婦愛がモチーフのお話です。同様の伝説は小高町、長沼町、小野町、隣県の宇都宮市などにも残され、鎌倉時代の説話集「古今著聞集」にも収められています。
●「古今著聞集」などに題材を採った、小泉八雲の代表作「怪談」に収まる「おしどり」は、物語の地名や人名などの考察から「赤沼のおしどり」がルーツであるという研究報告があるのだそうです。
●昔、中田町の赤沼があった辺りに一対のおしどりの碑が残されています。1314年(生和3年)に建てられたこの碑は摩耗して彫られた文字は読み取れませんが、少し離れて見ると仲良く並んだ大小2つの石碑が、まるで水面に浮かんだおしどりの様にも見えます。
●以前と比べて周りも有志によってきれいに整備され、慎ましく暮らしていた庶民の物語を刻んだ石碑が、地元の人々によって大事に守られているのを肌身で感じて、歴史を守るとはこういう事なのかもしれないと清々しい気持ちになりました。


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