| アーカイブ |
歴史文学散歩 : 歴史文学散歩:2011年7月
投稿日時: 2011-06-24 09:39:20
■日和田町安積山公園 ほそ道文学碑
●俳人松尾芭蕉が奥州入り(白河)したのは元禄二年(1689)四月二十日(陽暦六月七日)のこと、今
でも旧奥州街道の名残り松並木がわずかに残る、日和田を訪れたのは五月一日(陽暦六月十七日)の事でした。日和田の安積山公園、芭蕉ケ丘に松尾芭蕉のほそ道文学碑があります。
●碑には「ほそ道」と呼ばれる、日和田辺の記述全文が記されていますが、最後は次のような文章で〆られ
ています。「沼を尋、人にとい、かつみかつみと尋ねありきて、日は山の端にかゝりぬ」。松尾芭蕉が花か
つみを探し求めて、日没時にあてもなく彷徨っていたのがこの辺りなのでした。
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。